デジタル百葉箱製作覚え書き

ラズベリーパイで教材づくり IOT百葉箱

グラフの見せ方を変える

カメラでうまく撮影できなかったので、シェルスクリプトを修正しました。
現在テスト運用中です。今のところ順調です。
スクリプトはもうしばらくお待ちください。


さて、グラフについてです。
グラフ作成ソフトはgnuplotを使い、設定などはからあげ氏のシェルスクリプトを使わさせていただいております。
この見せ方を変えたいと思います。
グラフを見せる相手は9歳から11歳の子供です。外国語(英語)教育が始まっているものの、グラフに出てくる英単語はまだ習いません。
わかりやすく提示する必要があります。
で、/home/pi/denpa-gardening/make-graph.sh を編集します。

$ cd denpa-gardening

$ nano make-graph.sh


で、10~14行目を以下の通りに変更します。グラフのタイトルには日付を入れておきます。

TITLE="$(date) センサーデータ"

TIME_LABEL="時間[時]"

TEMP_LABEL="気温[C]"

HUMID_LABEL="湿度[%]"

PRESSURE_LABEL="気圧[hPa]"


え?まだ習ってない漢字がある?まあそうなんですけど。
学習の単元的には気温と空の写真だけでいいので、気にしない。
気にする人は気にしてください。湿度と気圧はオプション扱いで。
台風のところで気圧データを示すと面白いかもしれません。
っていうか自分は面白かったから。


そしてグラフの時間軸の目盛りが「分」も表示されるとごちゃごちゃするので、「時」だけの表示に変えます。もうちょっと下にあるset format xのところです。

set format x '%H'

さらに、必要に応じて気温や湿度、気圧のグラフに表示する範囲を変えてあげると見やすいかもしれません。

set yrange [ここの数字が範囲です]

ところで、気圧は測定場所の標高によって天気予報での表示よりも低くなりますが、大人の皆さんは天気予報の気圧表示は海抜0m気圧に補正してあることはご存知でしょう。
このデジタル百葉箱はその補正をしておりませんので、必要に応じてそのように子供に説明する必要があると思います。気にする場合はこちらでどぞ。

ちなみに、温度による気圧補正は行っております、ラズパイが。


さあ、時間が経ちました。グラフはどうなったかな?


トーフが嫌いになりそう。文字化けしてます。デジタル百葉箱初号機ではうまくいったのに。なんででしょう?
ラズパイはまたネタを提供してくれました。とほほ。