デジタル百葉箱製作覚え書き

ラズベリーパイで教材づくり IOT百葉箱

デジタル百葉箱の設置方法

気温湿度気圧センサであるBME280、アマゾンに注文したけど配送元が中国らしい。今年中に届くといいな。

KKHMF BME280 温度 センサー 湿度 センサー 気圧センサ 温湿度センサー ブレイクアウト Arduinoに対応
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さて、デジタル百葉箱の設置方法について、考えたこと。


機器の設置の条件は以下の通りです。

  • センサは必ず屋外
  • カメラは屋外特に空が写るところ
  • 本体は電源とネットワーク環境があるところ
  • センサも本体(屋外に置く場合)も防雨対策が必要

この条件でいろいろ考えました。まず、屋外と電源について、外コンセントが近くにある場所を考えます。探しましたありましたいい感じに空が見える。ネットワークは?無線LANでいけるかとも思ったが、後述するけどいろいろあって有線に。窓があったので、フラットLANケーブルを無理やり通すことにした。この辺の設置状況は周囲の環境に大きく左右されてしまいます。
これを設置した場所は私の私有地ではないのでさらにいろいろ大変でした。


本体も外へ。軒下なので、雨対策もそんなに難しくなさそう。配電ボックスが使えそう。ホームセンターで買う。


カメラは、配電ボックスに透明窓を付けてそこから撮影するようにする。

ドリルで四隅に穴を開けて百均のカッターみたいなのこぎりで四角に切りました。そこに、100均で買ったプラスチックのフォトスタンドをサイズを合わせて強力両面テープでくっつける。念のためビニルテープでふちを覆う。うーん素人工作だなあ。


一番肝心だったのは、センサの配置。配電ボックス内は通風が望めないのでボックス外に出す必要がある。


センサの設置については諸先輩方がいろいろ試行錯誤していて、お皿状のもの(プランターの受け皿など)を裏向きに積み重ねて通風・直射日光を遮るというのがデジタル百葉箱業界ではポピュラーらしい。気象庁のは強制通風筒っていうしくみらしいけど、モーターやファンが必要になるので却下。自然通風でやる。


ってことで、自分が考えたのは、プランター鉢(最小のと、それより1サイズおおきいもの)2個と受け皿2枚をつかうもの。鉢の底には最初から穴が開いている。


上下に通風孔がある。うまく空気が流れるかはわからないけど、雨を防いで風を通すよう一応考えた。下部につけた受け皿にはドリルで穴を開けた。鉢は二重にして間に壁内通風できるようにした。真ん中の青いのは、一応BME280センサです。
それぞれの隙間は空きすぎも狭すぎもよくないので、スポンジやビニタイで目分量調整しました。根拠も経験値もなくやってます。


防雨対策として、電源とLANケーブルはフレキホースに通しました。電源コンセントの接合部はフレキホースを通せないので、プラグかジャックかを切ってからフレキに通し、再度取り付ける加工が必要です。
本体からセンサへはLANケーブルを短く切って使いました。I2Cなのであんまり長く伸ばせませんが、1~2メートルくらいまでなら大丈夫かなあ。


こんなもんでどうでしょうか?