デジタル百葉箱製作覚え書き

ラズベリーパイで教材づくり IOT百葉箱

ケースへの配線

BME280を本体ケースにねじ止めし、配線も一応やりました。

BME280センサ収納部は本体ケースに1か所ねじ止めしただけです。
ブツを合わせて位置決めし、マジックでマーキング、キリで穴あけしてドリルで広げてねじ止め。
ケーブルはとりあえず切り欠きから通しました。

実際に外に設置するときは、こんな電気用配管部材を使います。余っていたフレキを使ったので、超短いですが。
フレキホースは、径が14ミリ以上で、接合部が16ミリのであればほぼほぼ大丈夫でしょう。
LANのコネクタも通ります。爪折れしないようテープなどで養生はした方がいいです。
ええそうです爪を折ったのは私です。


あと、1か月分の気象データのページ、pastmonthdata.php が、写真が30日までしか表示されないみたいなので、ちょっぴり直してgithubにアップしました。
PHPで、dayを<31にしたら、その次の31の分は処理してくれないんですね。なので<32にしました。ええ、31日目までリンクが表示されました。
やっぱりバグがあったか...。と残念に思いました。

本体ケース内部の温度

デジタル百葉箱の本体、ラズベリーパイを収める箱の中に、臨時的にセンサも入れて置いたら、温度が5度以上高くなってました。

14時過ぎから20時過ぎまでですね。
やはり、センサは本体から離した方がいい。ということでした。
20時過ぎからは新センサになってますが、計測値はそれまでとほとんど変わらないので、BME280やっぱり優秀だなあ、と思いました。

BME280の配線


BME280を通風筒に収納します。
ここで、先日アマゾンから届いた新品のBME280を使います。
配線を直接はんだ付けするからです。
使用する線材は、LANケーブルとジャンパワイヤです。

LANケーブルはツイストペアケーブルと呼ばれる、撚りを入れた2本1組の線が4組8本ある構造になっています。このうちの5本を使います。

配線色は、LANケーブルの色です。
特段決まりはありませんが、GNDは揃えたいと思います。

  • SDOー青色----Rpiの17番へ(I2Cアドレスを0x77にします)
  • CSBー使わない
  • SDAー緑色----Rpiの3番へ
  • SCLー橙色ーーーーRpiの5番へ
  • GNDー緑白----Rpiの9番へ
  • 3V3ー茶色----Rpiの1番へ

GNDの緑白は、白地に緑のラインが入った線です。

茶白、青白、橙白の3本はほっときます。

センサーが通風筒の中央に来るようにケーブルをしごいておきます。


そして、ラズパイ側では白地にラインの入った線全てまとめてGNDにつなぎます。
一応気持ちばかりのノイズ対策です。
I2Cの周波数は知りませんが、配線はループになるとあんまりいいことがないので、片側だけまとめます。

ラズパイ側にはコネクタを付けます。
色が途中から変わることになるので、配線の際は気を付けます。
長さがバラバラなのは、わざとです。
後で配線用の16ミリ径の配管を通しやすくするためです。
LANケーブルとコネクタ部分の接続部は、はんだ付け後熱収縮チューブで養生します。
はんだ付けの前にチューブを通しておかないと、アレですよ。
ビニルテープでもいいけど、かさばります。

ふたを閉じてセンサー部分の完成。