デジタル百葉箱製作覚え書き

ラズベリーパイで教材づくり IOT百葉箱

エラー表示LED設置

デジタル百葉箱初号機を製作したとき、BME280がジャンパーワイヤの接触不良により時々データ取得に失敗していました。


ジャンパーワイヤはアマゾンで中国発送品です。
中国製の電子製品は、日本国内製ではありえないことがよくあります。
基板がうす汚れていたり、端子などが歪んでいたり、部品の取り付けが斜めになっていたり、まあ様々ですが、製造品質が低いです。
その代わり、お値段は安いです。


で、電子製品のはんだのりは悪いし、銅線部分は黒くさびていたり。
まあ仕方ないとは思っています。


で、BME280の接触不良もまあある程度仕方ないのですが、データが取れないのは大問題です。
そこで、データの取得がうまくいってるか確認して、エラーの場合簡単にわかるように考えました。


ラズパイ初心者の通過儀礼に、Lチカがあります。Lチカとは、LEDをプログラムでチカチカ点滅させることです。
その技術(爆)を応用し、エラーの場合Lチカするように仕込みました。
はんだごてで抵抗とLEDを直列にジャンパーワイヤのコネクタに接続します。


今回もジャンパワイヤの被膜を向くと黒い銅線が出てきて、はんだが付きませんでした。別のワイヤを剥いたら大丈夫でしたが。

LEDには方向性があります。長い足がプラス、短い足がマイナスにつながります。抵抗は200~300オーム程度です。今回は330オームを使いました。
はんだ付け後、熱収縮チューブで覆います。不用意に別の回路に接触しないようにするためです。極性があるので、プラスを赤、マイナスを黒にしてみました。

熱収縮チューブは、その名の通り、加熱すると縮みます。
ガウチョがスキニーになるんです。
プロっぽい人はヒートガンで、DIYな人はドライヤーで、時々ライターの人もいますが、覆いたい部分に通してから加熱します。
自分ははんだごてを横から当ててます。
LEDなどの半導体は熱に弱いので、部分的に熱するようはんだごてをちびちび当てるのが私流です。


で、接続。PIN番号でいうと、39(gnd)と40(gpio21)、ちょうど一番はじっこです。プラス(赤)を40番、マイナス(黒)を39番につなぎます。わかりやすいでしょ?


プログラムは、shellfiles/erchk.sh です。
10分に一度、データがうまく取れていると3秒点灯します。失敗していると1分間、0.5秒間隔でチカチカします。
たまに目に入った時、ぽや~っとついていると、「あ、がんばってるな」と思います。
チカチカしているのが目に入ると「あ、やべ」と思います。


...あれまったく光らない。調べたら、echo が sudo でないと光らないみたい。
ごめんなさい、githubの方では直しておきましたので、再度gitするか、自分で編集して、echo の前にsudo を付けてください。8か所あります。これで動きました。

白く見えるけど、実際は青色LEDです。青色LEDは日本の誇りですので。
赤い光はカメラのシャッター表示?LEDです。


コンパクトにしたかったので、ケーブルはすごく短くしてみました。必要に応じて長さを調整してください。初号機は不必要に長かったので...。


光らせ方で他に必要な情報も出せるかなあ、と思っています。エラー表示っぽくしたいなら、赤LEDで、高速点滅でしょうかね?


デジタル百葉箱初号機のエラーは、kureの接点復活材をワイヤとピンの接触部分に塗布したら大丈夫になりました。kure最強です。